【終了】第433回早朝会 東洋紡㈱会長 坂元龍三 氏『東洋紡の構造改革の歴史と教訓』
1882年、明治の実業家、渋沢栄一氏の尽力によって、その源流である大阪紡績会社が日本初の民営会社組織による大規模紡績業として発足して以来、産業近代化の一翼を担ってきた東洋紡績株式会社。それから136年、東洋紡の基本理念となった『順理則裕』の精神のもと、その事業は時代とともに繊維で培った技術を基盤として、フィルム、自動車用資材、バイオ・医薬などを手がける高機能製品メーカーとして成長を続けています。今では非繊維分野が売上の70%を占めるまでになっています。
『順理則裕』とは、「私利私欲でなく、道理を第一に考え、道理に生きることが、すなわち繁栄につながり豊かな結果がもたらされる」という意味を持ち、倫理と利益との両立で経済を発展させるという渋沢の精神が今も東洋紡株式会社には受け継がれています。
社長時代から技術のない分野には進出しない「技術ストック経営」をキーワードに時代をリードされてきた現会長である坂元龍三氏は、祖業である衣料繊維からの脱却を進める一方、繊維で培った技術をもとに工業用フィルムや医薬品など成長分野を強化されました。また、2012年10月には商号を東洋紡績から東洋紡に変更し、脱繊維路線を明確化されました。
『順理則裕』の理念を守り、冷静に市場を分析することで東洋紡株式会社の持続的成長を牽引してきた講師に、成長の秘訣とも言える構造改革の歴史と教訓をご講演頂きます。
【日時】2017年11月14日(火) 午前8時00分~9時30分
朝食:午前8時00分~
講演:午前8時30分~9時30分
【場所】大阪第一ホテル(大阪マルビル6F)
【会 費】会員 5,000円、ビジタ- 6,000円
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