【終了】第441回早朝講演会 日本ポリグル株式会社 代表取締役会長 小田 兼利氏

SKC企振連・船場経済倶楽部第440回早朝講演会の案内です。
【講 師】日本ポリグル株式会社 代表取締役会長 小田 兼利氏
【テーマ】「アフリカは大阪商人の宝庫だ ~ ただし、3年死に物狂いで 頑張れるかどうかが鍵である~」

【内容】日本で暮らしていると水に困ることはほとんどないが、世界保健機構(WHO)によると世界では約21億人(世界人口76億人の約10人に3人)が安全な水を自宅で入手できず、45億人(同10人に6人)が安全に管理されたトイレを使うことができない状況におかれていると報告があります。そして汚れた水が原因と考えられる病気で人命が失われていくことも事実です。毎年約8300万人の人口が増加しているなか、今後もますます水問題は深刻化していくと思われます。

水を巡る国際協力には、井戸を掘る事業や高価な水タンクを設置するなど方法がありますが、多額の資金と時間が必要なことが難点でした。日本ポリグル小田会長が試みたのは、わずか5日間でタンクを設置し、水質浄化剤の使い方を習得した現地スタッフがタンクを管理するという方法で、日本から持ち込むのは水質浄化剤のみ。この浄化剤「PGα21Ca」 は、納豆菌が発酵する過程でつくられるポリグルタミン酸にカルシウム化合物を混ぜた粉末状のもので、これを泥水に入れてかき混ぜるだけでネバネバ成分が汚れをからめ取って沈殿しやがて透明になり安全かつきれいな水になるという薬剤。小田会長は3年の歳月をかけ量産する技術を編み出しました。

現在、水を浄化するタンクが、バングラデシュ、タンザニア、ソマリア、エチオピア、ブラジルなど各地に設置されており、安全に飲める水として世界40カ国に提供しています。日本ポリグルが構築したビジネスは、アジア、アフリカ、中南米諸国で飲料水供給事業に取組むだけに留まらず、浄水事業を通じて多くの現地住民の雇用を創出し、訪問販売・集金を担当するポリグルレディと水運搬・販売を担当するポリグルボーイは、その数は今や800人。水不足による健康問題だけでなく貧困からの脱却や女性の社会進出にまで好影響を与えており、BOPビジネス※の成功事例として世界に知られ、途上国の人々の感謝と尊敬を集めています。

今回は、海外貢献事業に発展された経緯や今後の展望についてご講演いただきます。

※主に途上国における年間所得3000ドル以下の低所得者層(Base of Economic Pyramid)を対象に製品・サービスを提供するビジネス。

【開催日時】2018年 7月5日(木)午前8時~9時30分
朝食:午前8時00分~ 講演:午前8時30分~9時30分
【開催場所】 大阪第一ホテル(大阪マルビル)6F
大阪市北区梅田1丁目9-20(地図はこちら
【会  費】会員・初参加の方 5,000円、2回目のビジタ-の方 6,000円
※当日のキャンセルはキャンセル料を申し受けます。

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